
身に覚えのない業者からの連絡がきた場合、対応に迷ってしまうケースは少なくありません。
特に、最近では詐欺も増えているため対応には慎重にならざるをえません。
しかし、「アビリオ債権回収」からの連絡は、無視せずに対応することが必要です。適切に対処することで問題の解決は可能です。
本記事では、アビリオ債権回収の基本情報から、対処法までを詳しく解説していきます。

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アビリオ債権回収とは
アビリオ債権回収について基本情報として、業務内容と対象とする債務を解説します。
アビリオ債権回収株式会社は、SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の出資によって設立された債権回収サービス会社です。国の許可を受けており、借金の回収を専門に行っています。
そのため、プロミスの債権について、メインで取り扱っています。
アビリオ債権回収の基本情報
会社名 | アビリオ債権回収株式会社 [Abilio Servicer Co., Ltd.] |
---|---|
所在地 | 本社 〒135-0061 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル8階 札幌事業部 仙台事業部 大阪事業部 福岡事業部 |
代表者 | 代表取締役社長 最高執行役員 渋谷 愛郎 |
電話番号 | 【東京第一事業部】 TEL. 0120-04-9292 【東京第二事業部(管理直通)】TEL. 0120-94-5486 【東京第二事業部(営業直通)】TEL. 03-6854-4672 【東京第三事業部】TEL. 0120-95-3761 【東京第四事業部】TEL. 0120-94-1147 札幌事業部 【管理直通】 TEL. 0120-01-0667 仙台事業部 【営業直通】 TEL. 0120-93-6452 【管理直通】 TEL. 0120-95-2229 大阪事業部 【営業直通】 TEL. 0120-93-6462 【管理直通】 TEL. 0120-24-3337 福岡事業部 【管理直通】 TEL. 0120-94-5534 |
公式HP | http://www.abilio-servicer.co.jp/index.html |
業務内容 | 債権の譲受業務 債権の管理・回収受託業務 債権売買業務 バックアップサービサー業務 システム販売業務 事務代行・集金代行業務 債権処理に関する相談コンサルタント業務 その他の管理・回収全般にかかわる業務 |

アビリオ債権回収の業務内容
アビリオ債権回収は、1999年に施行された「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」に基づき設置された、債権回収の専門会社である「サービサー」のひとつです。
債務者からすれば厄介な存在であることは間違いありません。
アビリオ債権回収は適法な方法で債権回収を行っています。そのため、違法な取り立てや脅迫を受ける心配はありません。

アビリオ債権回収が対象とする債務
アビリオ債権回収が対象とする債務は、主にプロミスなどの消費者金融がメインです。
アビリオ債権回収のホームページには、『個人向けの債権(カードローン、ショッピング等)から法人向けの債権(貸付債権、リース、ビジネスローン等)まで幅広い取扱いを行なっております。』と記載されているため、消費者金融以外の債務についても連絡がくる可能性があります。
アビリオ債権回収からの電話・通知が届いたら確認すべきこと
アビリオ債権回収からの連絡が届いた場合、まず確認すべきことは、連絡が本当にアビリオ債権回収からのものかどうかと、対象とされる債務の内容と金額です。

本当にアビリオ債権回収からの連絡かどうかの確認
最近は詐欺や架空請求が多いので注意が必要です。悪質な業者が、「法務大臣が許可した債権回収会社」を騙って、「債権譲渡を受けた」など言って架空の債権を請求するケースも報告されています。
まずは連絡が本当にアビリオ債権回収からのものかどうかを確認しましょう。
アビリオ債権回収の公式ウェブサイトに記載されている連絡先と照らし合わせることが確認方法として有効です。

自分が対象とされる債務の内容と金額の確認
アビリオ債権回収からの連絡について、心当たりがあるかどうか確認しましょう。また、債務の内容と金額が正しいかどうかも把握しておくことが重要です。
心当たりがない場合でも「家族が自分名義のクレジットカードを勝手に使い込んでいた」といったケースもないとは限りません。

債務の内容を思い出せなかった場合信用情報機関に問い合わせて信用情報の取り寄せをするとよいでしょう。
詐欺の可能性はある?
アビリオ債権回収から突然電話や通知が届くと、詐欺ではないかと疑問を抱く人も少なくありません。アビリオ債権回収は法務省に登録された正規の債権回収会社ですが、残念ながらその名前を騙った詐欺の可能性は否定できません。
正規の通知か詐欺かを見分けるためには、通知書に記載されている債権の内容と自分の借入履歴が一致しているかを確認しましょう。心当たりのない借金について請求されている場合は注意が必要です。
注意ポイント
アビリオ債権回収からの電話・通知への対処法
アビリオ債権回収からの電話や通知に対処する方法についてご紹介します。
アビリオ債権回収のような債権回収業者からの電話や通知は、借金を抱える多くの方にとってストレスに感じるものです。
慌てず、正しい知識と行動を取ることが必要です。
電話への対応方法
債権回収業者からの電話に出る前に、相手がアビリオ債権回収であることを確認することも大切です。
さらに電話に出た場合、まずは冷静に対応することが大切です。感情的にならずに、債権回収業者の要求を聞くようにしましょう。

時効援用を見込んでいる場合は、余計なことを言わずに電話を切ってしまうのも一つの方法です。
注意ポイント
加えて、時効援用を狙う場合は、「払う」「待ってくれ」などの言葉は絶対に使わないようにしましょう。

用件を確認するだけして、こちらからの回答を保留するのも一つの手段です。
業者もこうした流れは理解しているので、電話で即決させようとしてきますが・・・特にその電話で答えを出さないといけない決まりはありません。たたっ切ってやるくらいの気持ちで会話を終えてしまう方法もあります。

通知書への対応方法
アビリオ債権回収から、通知書がきた場合の対応方法について解説していきます。
アビリオ債権回収から送られてきた通知書には、債務の内容や金額、支払い期限などが記載されています。まずは内容をよく確認する必要があります。
金融機関や消費者金融などがアビリオ債権回収に債権を譲渡した場合、そのことを通知する内容の通知書が届きます。
こちらについては早めに弁護士や司法書士に持ち込んで相談しましょう。

弁護士や司法書士に相談するタイミングは?
債権譲渡通知書は、借金の債権回収業者が債権者から債権を譲渡されたことを通知する書類です。この書類には、債権回収業者が借金の返済を求めることができる旨が記載されています。
しかし、この通知書の内容を正確に理解することは、法律の知識がない一般の人には難しいものです。
債権譲渡通知書の内容を正確に理解し、適切に対応するためには、弁護士に相談することがおすすめです。弁護士は法律の専門家であり、債権回収業者との返済交渉や訴訟の可能性など、適切なアドバイスをしてくれます。
通知書が届いた時点で、裁判による手続で時効が延長される可能性があるため、早めの相談が望ましいです。
今すぐ時効援用について専門家に0円で相談する>アビリオ債権回収からの督促を時効援用で止める方法はある?
時効援用を利用することで、アビリオ債権回収からの督促を止めることができます。条件さえ揃っていれば債権譲渡または回収を委託された案件でも時効援用は可能です。
しかし、下手な対応をしてしまうと、時効の中断(更新)が行われてしまう可能性があるため、注意が必要です。
相手は債権回収のプロなので、時効援用に強い専門家を味方につけることが望ましいといえます。
時効援用はどうやってやるの?
時効援用の手続きは比較的シンプルです。時効援用の通知書を内容証明郵便でアビリオ債権回収に送付します。
記載内容は?
内容証明郵便は郵便局で行いますが、その過程で副本(控えのこと)を作成することになります。副本はなにかトラブルがあった際の証拠となるため、必ず保管しておきましょう。
専門家に相談したほうが確実
アビリオ債権回収からの督促を時効援用でより確実に止めたいのであれば、専門家への相談が最も確実な解決策といえます。弁護士や司法書士は債権回収会社との交渉経験が豊富なだけでなく、時効援用といった手続きにも精通しているため安心して任せられるでしょう。
初回相談は無料で対応している事務所も多く、費用面での心配から相談を躊躇する必要はありません。相談後、実際に依頼するかどうかは自分で決められますので、まずは相談してみることをお勧めします。自身にかかる負担と費用を天秤にかけながら検討しましょう。
そもそも時効援用できない場合は?
最後の取引日から時効期間が経過していない場合や、裁判所から支払督促や訴状が届いて異議申立てをしなかった場合などは、時効援用できない可能性があります。
また、時効期間内に債権者に対して「借金を認める」旨の発言や行動をしていると、時効が更新されてしまうため期間が一度がリセットされてしまいます。
しかし、時効援用できない場合でも、借金問題を解決する方法はあります。債務整理という法的手続きを利用することで、借金を減額したり、場合によっては免除したりすることが可能です。債務整理には任意整理、個人再生、自己破産といった複数の方法があり、状況に応じて適切な方法を選択できます。
今すぐ時効援用について専門家に0円で相談する>時効援用できなくても債務整理で解決可能!
アビリオ債権回収からの請求に対して時効援用ができない場合でも、債務整理という選択肢があります。債務整理の具体的な方法としては、任意整理、個人再生、自己破産の三つが代表的です。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の状況に合った方法を選択することが重要です。
任意整理の将来利息カットでトータルの返済額が減少
任意整理は、裁判所を通さずに債権者と直接交渉する債務整理の一種です。弁護士や司法書士が債務者の代理人となり、アビリオ債権回収と交渉を行います。任意整理の大きなメリットは将来利息がカットされることで、返済総額が大幅に減少する点です。
具体的には、和解成立後の将来利息がカットされ、元金のみの返済となります。長期的な視点で見ると、トータルの返済額が大きく減ることから、返済の負担が軽減されるでしょう。
また、経過利息や遅延損害金についても交渉の余地があり、多くの場合はカットされることが多いです。
任意整理のもう一つの特徴は、手続きが比較的簡単である点です。自己破産や個人再生と比較すると、必要な資料も少なく、手続きもシンプルです。
裁判所を通さないため、手続きの期間も短く済みます。依頼から和解成立までは通常3〜6ヶ月程度で、その後は一般的に3〜5年間の分割払いとなります。
個人再生でマイホームを維持しながら返済負担大幅減
個人再生は裁判所を通じて債務の一部を減額する手続きです。借金総額(住宅ローンを除く)が5,000万円以下であれば利用可能で、減額後の金額を原則3年間(最長5年)で分割返済します。個人再生の最大の特徴は「住宅資金特別条項(住宅ローン特則)」を利用することで、マイホームを維持しながら借金を整理ができる点です。
住宅ローン特則を利用すると、個人再生と並行して住宅ローンの返済を継続できます。住宅ローン以外の債務のみが減額の対象ではありますが、自宅を維持したまま借金問題が解決できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、個人再生による債務の減額効果も大きく、5分の1~10分の1程度の減額が可能です。収入に余裕があれば、減額後の返済は十分に可能となるでしょう。
ただし、個人再生の手続きは複雑で時間がかかるというデメリットがあります。申立てから計画認可までに約6ヶ月〜1年、全体の期間としては1年〜1年半程度かかることが一般的です。また、安定した収入が必要となるため、無職や収入が不安定な方には向いていません。
自己破産で借金の返済義務そのものを免除
自己破産は裁判所に「破産手続開始・免責許可申立書」を提出して「免責許可」を得る手続きです。養育費や税金などの非免責債権を除くすべての借金がゼロになるため、返済義務そのものから解放されます。
自己破産の最大のメリットは借金が免除されることで、免責許可決定以降は一部の債務(非免責債権)を除いて借金を払う必要がなくなります。返済義務がなくなるため、督促や強制執行などの取立てもストップします。
一方で、自己破産にはいくつかのデメリットもあります。信用情報機関に事故情報が登録され、約5〜7年間はローンやクレジットカードの利用ができなくなります。
また、20万円以上の価値がある財産(99万円以上の現金を含む)は基本的に処分対象となり、価値のある財産は債権者への返済に充てられます。住所氏名と自己破産をした事実が官報に掲載される他、免責決定を受けるまで一部就けない職業があるなどの制限もあります。
アビリオ債権回収からの電話・通知に関するよくあるQ&A
アビリオ債権回収からの連絡に悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。ここでは特に多い質問とその回答についてご紹介します。実際に対応する際の参考にしてください。
電話や通知は無視していればそのうち止むんじゃない?
アビリオ債権回収からの電話や通知を無視し続けても、残念ながら問題が自然に解決することはほとんどありません。むしろ状況が悪化するリスクが高まります。
無視を続けると、電話や通知の頻度が増えるだけでなく、最終的には法的手続きへと発展する可能性もあるのです。
具体的には、支払督促や民事訴訟といった法的手続きに進むことがあります。裁判所からの通知まで無視すると、債務者の意見を聞かないまま支払い義務が確定してしまうことも。さらに給与差押えなどの強制執行に発展すれば、生活への影響はより深刻になるでしょう。
電話や通知は無視するのではなく、まずは状況を把握することが重要です。請求内容が正しいのか、金額は適切なのか、時効は成立していないのかなど、確認すべき点は多くあります。その上で適切な対応策を検討しましょう。対応に不安があれば、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。
どうせブラックだし、このまま放っておけば解決じゃね?
すでに信用情報機関に事故情報が登録されている(いわゆる「ブラック」状態)なら、このまま放置しても問題ないのでは?と考える方もいるかもしれません。
しかし、ブラックであることと借金問題が解決することは別問題です。放置することでさらに状況が悪化する可能性が高いでしょう。
ブラック状態であっても、債権回収会社は請求を続けます。無視を続けると上述したとおり、法的手続きに進み、給与差押えなどの強制執行に発展するリスクもあります。また、延滞が続くほど遅延損害金が膨らみ、返済総額が増加してしまいます。
注目ポイント
任意整理を行えば将来利息がカットされ、返済負担が軽減されます。また、弁護士や司法書士に依頼すれば取立てもストップします。計画的な返済が可能になるため、精神的な負担も軽減されるでしょう。すでにブラックであるからこそ、債務整理で状況を改善するチャンスと捉えることが賢明です。
返済するお金がないのに専門家に相談なんてできなくないです?
確かに弁護士や司法書士に依頼すると費用がかかりますが、経済的に厳しい状況であっても相談できる選択肢はあります。
多くの専門家の事務所では初回相談を無料で実施しています。無料相談を利用すれば、自分の状況を説明することで、的確な解決策を専門家からアドバイスしてもらえるでしょう。この段階では費用は発生しないため、まずは相談してみることをお勧めします。
実際に依頼する場合でも、費用面での支援制度があります。
参考情報
月々5,000円程度からの分割払いで返済可能なため、初期費用の心配をせずに専門家に依頼できるでしょう。
また、専門家の事務所では費用の分割払いに応じてくれることがほとんどです。「お金がない」と諦める前に、まずは無料相談を利用して専門家に相談してみることをお勧めします。
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まとめ
アビリオ債権回収から電話や通知がきた場合、放置せずに対応することが大切です。
放置してしまうと、裁判や強制執行が行われる可能性もあるため、対応は弁護士などの専門家にお任せすることをおすすめします。
時効の援用を検討している場合は、その旨も専門家に相談することで手続きがスムーズに進みます。
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