通信料金の値下げなどが声高に叫ばれている昨今、スマホの料金が高いという声も多く聞かれます。しかもこの不景気ですから、スマホ料金が滞納になっているという方も増えてきています。
ここではスマホ料金を滞納するとそもそもどうなるのか?という疑問にお答えするとともに、スマホ料金の支払い延期は可能なのかについても解説します。
【前提】スマホ料金の滞納、支払い延期は可能か?
スマホ料金の滞納は一般的に通信料金・電話料金などのいわゆる「純粋な電話代」にプラスして、
・キャリア決済枠の利用分の滞納
・形態の分割代金の滞納
など、いくつかの種類があります。
基本的に全て電話料金に加算して請求となりますので、スマホ料金の滞納=かなりの金額になるというケースも珍しくはありません。
スマホ料金の滞納は、基本的に支払いの延期が可能です。
ただし、長期間にわたって待ってもらうことはできません。もちろん、携帯の分割代金の支払いも含まれている場合は、個人信用情報に支払い遅れのマークがつくことになります。
ポイント
※2020年に関しては、新しい生活様式や政府の要請によって外出そのものが難しいというケースもありますので、キャリア・時期によってはその限りでないこともあります。
約2週間以内の支払い遅れの場合は基本セーフ
では、例えば2週間以内の支払い遅れは、携帯の強制解約に繋がるのでしょうか?
─基本、その心配は無用です。
なおかつ初回の遅れ
もっと言えば自分から事前に連絡して遅れることを伝えていれば、それで強制解約になることはほぼないといってよいでしょう。
ただし、連絡すべきは携帯ショップではなくキャリアの料金センターです。キャリアショップ(代理店がほとんどです)に連絡をしても、ショップ側ではどうすることもできませんので注意が必要です。
キャリア側が本格的な回収行動や回線停止などの処理を行うのは、原則として支払い遅れが発生してから一か月以上経過後~となります。
もちろん、それまでに何度も警告の手紙や電話が入ることになりますので、連絡に応対することが必要と言えるでしょう。

支払い遅れ常連の場合は?
支払い遅れが常習的になってくると、キャリア各社の料金担当者も目をつけるようになります。
支払いが遅れていながらもきちんと支払いを続けられているようであれば、まだ回線停止などの憂き目に遭うことはありませんが、例えば1ヶ月半以上を全く連絡もなしに電話料金の支払いをブッチしていると、いつXデーがやってきてもおかしくはありません。
回線停止のXデー、いつやってくる?
実は回線停止のXデーには、2段階あります。
1つ目は、今からご紹介する「契約は残っているものの、電話の発着信が一切できなくなる」というXデーです。
いわゆる「おかけになった電話はお客様のご都合により~」、というアナウンスが流れるような状態です。データ通信も一切出来なくなります。キャリアによっては着信のみできるようにしてくれるケースもありますが、ほとんどの場合は着信も不可となります。
ここで、電話が物理的に使えなくなると言って良いでしょう。ちなみに電話をかけてきた相手にはもれなく電話料金を払っていないことがばれます。
ここまで来ると、周囲にあなたが資金繰りに困っていることや何か特段のトラブルがあることを隠しきれなくなってくることも考えられます。
そういう時に近づいてくる人間ほど厄介なものはありません。説教大好き人間、その他「力を貸すから相談に乗る」と言いつつ相談した内容を周囲に言いふらすような存在なども出てきます。
悪趣味なことではありますが、事実としてこういう人種がやってくることもありますので、できる限りこの段階までになんとか携帯料金は支払っておきたいところです。
携帯番号が使えなくなるケースは存在するのか?
携帯番号が使えなくなるケースは十分に考えられます。
というより、強制解約になると一旦その電話番号はリリースと言って、まず存在しない番号として処理されることになります。
いわゆる「おかけになった電話番号は使われておりません」という状態になってしまうわけです。これは、何としてでも避けなくてはならないケースと言えるでしょう。
まとめ
スマホ料金を滞納しても、きちんと連絡関係さえ処理していれば初回2週間程度まで、ほぼ回線停止などの被害に遭うことはありません。
しかしそれ以上になったり、キャリア側との連絡をそもそもブッチしていたりすると、番号を失う可能性もあります。また失った番号は二度と基本的には手に入らないので、電話帳にたくさんの人が入っているケースなどでは、あなたの資金繰り状態が多くの人々にバレてしまうことになります。
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