ところで返済が追いつかない借金にお困りではありませんか？
というか当サイトの読者の方はほぼ全員が返済が追いつかない借金や、遅れている支払いがあるのではないかと思います。私も元々その一人でした。
そこで今回は元多重債務者として、返済が追いつかない時の損切りポイントについて解説していきます。
それでは見ていきましょう。
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ここまで来たら返済不可！借金の損切りポイントまとめ
借金の損切りポイントをまとめました。
具体的にここまで来たら返済不可と思って良いです。
ポイント
自己破産は何だかんだデメリットの多い方法です。そのため、早めに任意整理で収まる案件なら、そうしておいた方が良いでしょう。
2ヶ月連続返済不能になったとき
一般的な金融会社は3ヶ月連続返済不能で金融事故扱いとなります。
そのため、3ヶ月連続返済不能になってから任意整理に踏み切るのも決して遅くはありません。
しかし、ぶっちゃけて言うと3ヶ月では遅すぎます。その後待っているのは期限の利益の喪失と、一括返済の要求です。
ここで一括返済できれば問題はありません。しかし3か月返済ができないのに一括返済できる根拠はどこにもありません。
あれよあれよという間に裁判沙汰になってしまい、給料差し押さえという憂き目に遭ってしまいます。
ココがポイント
そこで、2ヶ月連続返済不能になったら基本的には任意整理に踏み切った方が良いでしょう。繰り返しますが、2ヶ月連続返済不能で、そこから来月以降をまとめて返済できる可能性は限りなく低いです。
スリップして借り入れが増えたとき
元・多重債務者・ヨシノの解説
スリップして借り入れが増えた時も、潮時です。
様々な依存傾向への対処法の一つとしても、任意整理は有効な方法です。法的な専門家が介入して衝動的なことをしないように指導してくれるケースもあります。
スリップで借り入れが増えるとズルズルと自分が苦しいままになってしまいます。早めに整理しておきましょう。
訴訟を起こされたとき
相手先から訴訟を起こされたタイミングもまた潮時のひとつです。というよりこれは一分一秒の猶予もありません。早めに専門家に駆け込むようにしてください。
さもないと給料差し押さえになってしまったり、自宅にマジで差し押さえや強制執行官が来ます。ちなみに強制執行は国で認められた権利なので、強制執行官は最悪、鍵を壊してでも入ってくる権利があります。
ここまで来てしまうとご家族や近隣の方にも精神的に悪影響を及ぼしかねません。
ご本人はいいとして、ご家族は最悪一生モノのトラウマになる可能性もあります。早めにこうならないように整理していきましょう。
差押を食らったとき
給料の差し押さえが来るともう最悪です。社長に借金がバレます。
その他、会社の経理担当者にも自動的に借金がバレます。そうなると会社にいづらくなるでしょう。
ということで差し押さえを食らった段階で、任意整理もしくは債務整理に踏み切った方が確実に良いです。
というより会社からクビにならないための条件として、速やかに任意整理を行います。と念書を書かされるケースも実際にあります。
借金の損切り方法まとめ
借金の損切りの方法をまとめました。借金の損切りは何も自己破産だけではありません。このような方法がありますので、それぞれ解説していきます。
夜逃げ
スタンダードな方法といえば夜逃げでしょう。実際、夜逃げでうまく借金から逃れられた人もたくさんいます。
また闇金からの借り入れも都道府県をまたいで夜逃げすると、何とかなったりするケースもあります。
ただし住民票が移せなかったり、最悪債権者から捜索願を出されてしまうと全国の警察が本気を出して捜索しますので、現実的な方法とは言い難いものがあります。
自己破産
桃鉄で言うと「徳政令カード」です。つまり借金チャラになる方法です。借金がチャラになることを法律用語で「免責」と言います。ただしこれは様々なリスクを伴う方法でもあります。
具体的には官報に破産した時の名前や住所に記事が掲載されるため、今後ネット上に名前が残り続ける可能性もあるのです。
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任意整理
一番オススメなのは任意整理をする方法です。任意整理なら自己破産のように官報に名前が掲載されることもなく、また他の人に借金があることがバレづらい状態で任意整理を進めることも可能です。
さらに完済を目指して毎月の返済額を調整していくといったタイプの整理方法のため、罪悪感が湧きづらいという話もあります。
ポイント
また闇金については任意整理をするまでもなく、即日取り立てストップ可能な先生もいらっしゃいます。一般的な借金の整理と一緒に闇金問題も解消してもらえるのが、司法書士の先生の良いところと言えるでしょう。ちなみに闇金問題に強い司法書士の先生はこのブログでも多数ご紹介しています。
まとめ
借金をしている時は、「まだ大丈夫…」「なんとかなる」と思いがちです。
そのため気づいた時には首が回らず、手遅れになってしまうというケースも多々あります。
こちらの記事で紹介したポイントに当てはまる方は、早めに司法書士や弁護士に相談して任意整理に踏み切りましょう。
手遅れになってしまうと自己破産しか選択肢がなくなってしまったり、最悪自己破産すらできない状態に追い込まれる可能性もあります。注意してください。
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