大変残念ながら、ライフラインに関連する公共料金が支払えないのは生活がうまく回っていない証拠でもあります。
多くの場合は本人のやる気だとかそういった部分の問題ではなく、毎月の支払いが多かったり、消費者金融からの取り立てが厳しくついてそちらにお金を回してしまうことでこの状況が発生します。
定職についていて水道料金が支払えなかったり、ライフラインが止まったりするケースも最近は増えてきました
ところで、そもそも水道料金は支払いを待ってもらうことはできるのでしょうか?
ここでは水道料金が払えない時の対処法についてご紹介します。
水道料金が支払えなさそう、そんな時どうする?
水道料金が支払われなさそうだと目処がついた段階で、まず「水道料金センター」に連絡しましょう。
コンタクトが取れたら、まずは素直に水道料金の支払いが難しいことを伝えましょう。
現時点で目処が立っていないなら、当日が来ても目処が立たない可能性の方が強いので、早め早めに行動を起こしていくことの方が重要といえます。
水道料金が支払えないと伝えたとき、1回目の遅れであれば、ある程度余裕を持って待ってもらえるケースもあります。運が良ければ、一ヶ月スパンで待ってもらえるケースもあります。
ただし、常習になってくると、そこから先は対応がバラバラになってきます。
対応は地域によってバラバラ
水道料金のストップが可能かどうか、この対応は地域によって残念ながらバラバラです。統一の対応ルールがあるというわけではありませんので、注意して事に当たらねばなりません。
一律で遅れを許していない水道料金センターもあれば、ケースバイケースで柔軟に対応してくれる地域などもあり、このあたりはお住まいの地域ごとに対応が異なりますので、まずは事情を説明して相手と連絡してみることが重要なポイントとなります。
特段の事情がある時は、まず相談を
水道料金の遅れが一ヶ月以上の長期にわたる可能性が出てきた場合、それはもはや「特段の事情が発生した」と言えるでしょう。
・何らかの事情で働き口が突然なくなってしまった
このような事情がある時は、まず相談をしてみるのが重要です。
この時、変に詳細を伏せるのではなく、オープンに事情を説明することにより道が開ける可能性があります。状況をきちんとを開始してくれない相手には、担当者も本気で相談に乗ることができないというわけです。
水道料金:どうしても待ってもらえない時、どうなる?
水道料金の遅れについてどうしても待ってもらえない時、どうなるのでしょうか?
端的に言えば、水道が止まります。
もちろん、何の事前予告もなく水道が止まるということはありません。何度も督促の連絡が来て、最終的に給水停止の案内が届き、その最終期限にも支払いが間に合わなかった時に初めて水道の給水が止まることになります。
また、給水停止までの期間はそこまで長くありません。何度も督促が来るものの、早ければ支払い遅れから一か月半程度で給水停止になるケースも地域によっては考えられます。
注意ポイント
そして給水が停止してしまうと、それを復活させるのにかなりの金額が必要となります。
というのも、水道料金が遅れている場合、多くのケースでは2ヶ月以上の滞納が出ていることになります。その時給水停止の前であれば、1ヶ月分だけ支払っておけばひとまず給水停止を免れるケースがあります。
ただしこれが給水停止後になると、全額の支払いが完了するまで給水再開にこぎつけられないケースもあるのです。こうなってしまうと給水再開までのハードルが高くなってしまいますので、できる限り早い段階で水道料金は支払っておいた方が良いでしょう。
どうしても間に合わない時は、資金の支払いの振り分けをもう一度考えてみましょう。消費者金融への支払いなどで支払いが圧迫されて水道料金まで回っていないというケースはありませんか?

まとめ
水道料金が支払えない場合、給水停止までは確かに、わずかながらの期間があります。
しかし、この期間の間に資金繰りが改善しない場合は「そもそもなぜ水道料金が払えないのか」というところまで立ち帰ってもう一度家計を見直す必要があります。
例えば、返済が大変で水道料金まで手が回らないという場合。明らかに優先順位が逆転していますので、まずは専門家に相談して債務整理するところからスタートするのも一つの方法と言えるでしょう。
ちなみに債務整理を行えば、消費者金融や闇金などの督促は全て専門家が関与することによりストップ可能です。
それも、かなりスピーディーにストップすることになります。
ほぼ全ての債務整理経験者が「もっと早く専門家に依頼しておけばよかった」と口を揃えるのは専門家のパワーを実感しているからに他なりません。

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