
「国際ロマンス詐欺の被害額で約1億円!」
最近こんなニュースを見にするようになりました。1億まで行かずとも、本当に家が買えちゃうくらいの金額をころっとだまし取られる方が最近本当に多くなっています。
では、国際ロマンス詐欺はなぜここまで被害が大きくなるほど、騙されてしまうのでしょう。
そこにはついつい騙される、または信じたくなってしまうような驚きの手口が隠されています。
ここでは筆者が独自のネットワークで得られた情報をもとに、国際ロマンス詐欺の被害額が大きくなる理由や騙されてしまいやすい手口について紹介していきます。

詐欺師が逃げる前に弁護士に相談することで、相手を特定し返金請求ができるかもしれません!
適当に弁護士を選べばいいわけではなく、必要に応じて詐欺解決や国際ロマンス詐欺に強い弁護士の先生を選ぶことが重要になります。
特に国際ロマンス詐欺では、横山法律事務所が返金事例も豊富な弁護士として有名です。

国際ロマンス詐欺の被害額が大きくなる理由
まず国際ロマンス詐欺の被害額が大きくなる理由には、以下のようなものがあります。
- インターネットを通じた出会いのため、相手の顔が見えづらい
- 相手が外国人であるため、日本人が想像もしない方法でアプローチしてくる
- 外国文化に対する理解度の高さが仇となり、簡単に騙されてしまう
- 英語が中途半端に堪能であることで、外国人との距離感を間違える
ひとつずつ解説していきます。
そもそも「国際ロマンス詐欺」についてよく知らない方は、以下の記事も参考にしてみてください。
インターネットを介した出会いのため、相手の顔が見えにくい
ネット上でやり取りをするため、相手の容姿が分かりにくく・・・どんな人が声をかけてきたのかもわからないことが多いです。そもそも相手が本当に女性かどうかの判断も怪しいものです。
しかしインターネット上のプロフィール画像を見て、ついつい騙されてしまう方が多いのもまた事実です。
実際には国際ロマンス詐欺ではプロフィール画像は、どこかから調達してきていたりモデルの画像を買い付けているなどで、プロフィール画像の人=画面の向こうにいる人ということはほとんどありません。
金髪の美女とのやり取りをしていたと思ったら実は、ゴリゴリマッチョのアフリカ人男性とやり取りをしていた・・・というケースは枚挙にいとまがなくいろんな意味でそこで意気消沈される方が多いのも特徴です。

相手が外国人であるため、日本人が想像もしない方法でアプローチしてくる
外国人であることから、日本人が想像もしない方法でアプローチしてくるというのはひとつの要素として考えられます。
これは裏を返せば突飛な設定やアプローチをされても「相手のお国柄だろう」と勘違いしてしまうことが多く・・・特に多少、外国文化に理解がある程度の男性が騙されやすい傾向にあります。

また外国人とやり取りをするのであれば、やはり翻訳アプリを使ってやり取りすることが多いです。
しかし、これらのツールやサービスを使い慣れていない人にとっては、意外と相手のメッセージを正確に読み取ることが難しく、なんとなくの意味でやり取りをすることから騙され度合いが上昇してしまうという要素もあると考えられます。
外国文化に対する理解度の高さが仇となり、簡単に騙されてしまう
日本人は海外に行く機会が少ないこともあり、海外の文化や風習を誤解していることがしばしば見られます。
特に欧米圏ではクリスマスやバレンタインデーの扱いが日本とは若干、考え方が異なります。
しかし外国文化に対して理解度が高いと、逆に「俺は外国のことをよく理解している。だからこんな時期にこんなのアプローチをしてくるのは、理解できるぜ!」と勘違いしてしまうことがあります。
ポイント
外国文化に対する理解度の高さが仇となって、簡単に騙されてしまうというパターンです。このように国際ロマンス詐欺師は文化の違いや言葉の壁というものを逆手にとって日本人の男性を騙そうとしてきます。
英語が中途半端に堪能であることで、外国人との距離感を間違える
語学留学やワーキングホリデーなど、日常的に外国語に触れていた人は語学力が中途半端に堪能という言い方もできてしまいます。
日常会話レベルに達している人も少なくありませんが、あくまでも日常会話レベルで会って相手の深い心理まで読み取る力は基本的にないでしょう。
ただしこういった人は、外国文化とのコミュニケーション能力が高く、却って国際ロマンス詐欺に引っかかりやすくなっています。
これがそもそもの危ないポイントです。よくわからない言語でのやり取りにチャレンジしてしまうことから、国際ロマンス詐欺師としては非常に騙しやすい相手となってしまいます。
また心理的にも「自分が頑張って外国語でやり取りをしている相手なのだから、詐欺師なわけがない!」という謎バイアスが働いてしまい・・・このことも国際ロマンス詐欺でがっつり騙されてしまう原因の一つとして挙げられます。
国際ロマンス詐欺師がよく使う常套句まとめ
国際ロマンス詐欺師が日本人男性を騙すためによく使う常套句をまとめました。
上記でご紹介した要素と相まってこんな言葉をかけられるため、がっつり信用してしまい国際ロマンス詐欺の被害額が高上がりになってしまうのです。
具体的には以下のような常套句をよく使う傾向にあります。
- あなたのことが知りたいの。
- あなたは私のことを愛してくれないの?
- 私のことを信じて!
- 私はあなたのことだけを愛してるのに!
- 私の言うとおりにしてくれれば、絶対に損はさせない。
この辺のキーワードが出てきたら、だいたい詐欺だと思ってください。

上記のキーワードと絡めて、次のようなキーワードが出てきたらほとんど詐欺確定です。
その場で連絡をストップするか、お金を送ってしまっている場合は弁護士にご相談いただくことで2次被害の防止や被害回復に努めましょう。
- 新しく上場する仮想通貨がある
- 今、投資すると儲かる
- 絶対に儲かる、だから私に任せて欲しい
- 今、手を引けば大損害になる
- すぐに利益が出る、任せてほしい
- 母親が病気で手術費用が必要
- プレゼントを贈りたいから関税を立て替えてくれ
普通に考えて上記の要素と今回のキーワードが掛け合わせになると、ほとんどのケースでは今までの信頼(と下心)もあって騙されてしまうというわけです。
国際ロマンス詐欺の特徴を知りたい場合は以下の記事もご覧ください。
国際ロマンス詐欺にあったらどう対処すればいい?
国際ロマンス詐欺にあった場合、気持ちを切り替えて被害金回収にむけて動かなければなりません。
被害にあったら下記の様な所に相談してみましょう。
調査会社(TCSC)に相談する
証拠が少なくて弁護士に依頼できない…という方でも大丈夫です。
なぜなら不足している情報を調査会社が代わりに調査してくれて、レポートにしてだしてくれます。
ポイント
詐欺被害のデータ調査に強い”TCSC(東京中央信用調査)”にまずは無料相談してみましょう。
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弁護士(横山)に相談してみる
被害金の返済要求は民事案件です。そのため、弁護士はあなたの強い味方になってくれるでしょう。
デメリットとしては依頼の際にお金がかかることが最大です。ただし、被害金額に比べたら安い金額になるため必要経費と割り切ってしまいましょう。
さらに、被害金の回復のために1人で戦うと精神的にも辛くなってしまうため、法律に詳しい味方がいることで精神的にも安心できます。
ココがポイント
弁護士を選ぶ際は返金の可能性があるか、正直に教えてくれる+最初は無料相談がある事務所がおすすめです。

まとめ
国際ロマンス詐欺はいわゆる二階建て・三階建ての劇場型詐欺というケースも多く、その下地として男性の方にも騙されやすい要素があります。
またこのことは国際ロマンス詐欺の被害額を、より深刻なものにするという働きもあります。
いわゆるオレオレ詐欺は親心を使った詐欺で、国際ロマンス詐欺は下心を使った詐欺です。どちらも突き詰めると「騙されていてもいいから送金させて欲しい」というトンデモワードを吐いてしまうくらい籠絡されてしまいます。
複合的な要因が合わさって、普通は騙されないような詐欺でもコロッとやられてしまうのです。十分にご注意ください。
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