
国際ロマンス詐欺の拡大が止まりません。
少し前にはテレビなどで報道特集が組まれるほどで、筆者の感想としては、下手したら振り込め詐欺の次くらいに依頼件数が多い詐欺なのではないかと踏んでいます。
そして国際ロマンス詐欺は最近トレンドが変化しつつあります。
医者・軍人を名乗る相手から結婚詐欺のようなお金の無心が続く:第1世代
海外の容姿端麗な異性からFXを勧められる:第2世代
と続いて今最もトレンディなのは、
今回は国際ロマンス詐欺のトレンドが第3世代に移行しつつあるという話を中心に、筆者情報をまとめていきます。
あわせて注意すべき通貨についても、失う物など何もない男、ヨシノが実名暴露していきます。

詐欺師が逃げる前に弁護士に相談することで、相手を特定し返金請求ができるかもしれません!
適当に弁護士を選べばいいわけではなく、必要に応じて詐欺解決や国際ロマンス詐欺に強い弁護士の先生を選ぶことが重要になります。
特に国際ロマンス詐欺では、横山法律事務所が返金事例も豊富な弁護士として有名です。

国際ロマンス詐欺のトレンドが変化?FX→仮想通貨詐欺へ
国際ロマンス詐欺のトレンドが最近変化しつつあります。
元々は第1世代のあと、第2世代としてマッチングアプリやSNSを中心として、容姿端麗な異性からFX投資を持ちかけられたり「FXで勝てるツールを買わないか」と持ちかけられるという事例が多く見られました。
しかし最近はFX詐欺というキーワードで報道特集が組まれたり、様々なところで逮捕事例が出ていることからトレンドが徐々に変化しつつあるのです。
具体的には仮想通貨を用いた詐欺にシフトしている状態にあると言ってよいでしょう。そこで今ネット上で騒がれている国際ロマンス詐欺のトレンドがFX!という話は全て古いものだと思ってください。
国際ロマンス詐欺が仮想通貨詐欺に移行している理由まとめ
国際ロマンス詐欺が仮想通貨詐欺に徐々にトレンド移行している理由について、考察をまとめました。
おそらく、以下のような理由で国際ロマンス詐欺に仮想通貨を取り入れていると考えられます。具体的には以下の理由があります。
- 足が付きづらいから
- 騙しやすいから
- 詐欺後に資金洗浄しやすいから
ひとつずつ確認していきましょう。
足が付きづらいから
詐欺はどうしても「騙された!」という被害者がSNSやリアル世界で声を上げるため、警察を含めた被害者の周囲の人間が怪しいと思うことが多々あります。
そうなると当然調査が入り、お金の流れを追われて犯人逮捕につながってしまうケースもあるわけです。
ということでブロックチェーン技術を使っており、匿名性の高いビットコイン取引に切り替えることで、警察の捜査があることを前提として「追いきれないような状態」を創り出すため、仮想通貨詐欺にシフトしていると考えられます。
騙しやすいから
単純に全く新しい技術で今めちゃくちゃ儲かっている!という大評判のあるビットコインや仮想通貨の名前を出すことによって、詐欺師側としては騙しやすいというメリットがあります。
また、仮想通貨投資は、お金さえあれば誰でも参入できることもあり、詐欺を仕掛ける側も色々な意味でリスクが低いと言えます。
詐欺後に資金洗浄しやすいから
詐欺の後に資金洗浄をしやすいという考え方もあります。
銀行振込などの場合は従来、お金が手に入ってもそれを問題のないお金に「洗浄」するため、かなりの労力がかかったと言われています。
そこで仮想通貨を取り入れることにより、詐欺の後に仮想通貨をマーケットに売却して現金化するというスキームが踏めることから、非常に資金洗浄しやすいというメリットを詐欺師が享受可能となっているのです。
【注意喚起】仮想通貨詐欺で注意すべき通貨は?
仮想通貨詐欺と言っても様々な事案があります。
ここでは仮想通貨詐欺の可能性があり、注意すべき通貨の名前などについて解説していきます。
【詐欺】特定の固有名詞があるコイン一覧
特定の固有名詞が上がっていて、更に注意喚起情報のある仮想通貨について解説していきます。
具体的には
- クローバーコイン
- TLCコイン
- ジュエルコイン
の3つを解説します。
クローバーコイン
クローバーコインは仮想通貨の中でも詐欺の可能性が高いものとして有名です。
2017年ごろから急激に名前が出てきて、一時期は話題・価値ともにかなりの高騰を見せていました。
その後、発行元に強制捜査が入り、突然暴落。現在は完全に過去のコインとなってしまっています。
しかしこのクローバーコインが復活するみたいな話から詐欺を行う人物も確認されています。十分にご注意ください。
TLCコイン
こちらは元々マルチ商法に関連した界隈から出てきたコインのプロジェクトで、現在は新規上場ができない可能性が高いとも言われています。
少なくともTLCの名前が出てきたらその案件は眉唾だと思って聞いておいた方が良いでしょう。
ジュエルコイン
こちらも同じく、マルチ商法界隈発の案件で、その手法がかなり悪質なので注意が必要です。
この手口は「ネット上の友達」を「友人」へと昇格させ、その友人の知人を「仲間」にして、最終的に「カモ」にまでするというものです。
また同じ名前の仮想通貨がスリランカで上場される、という話が数年前から続いています。
ポイント
これについても手を出すかどうかはあくまで自己責任として考えて頂きたいのですが、詐欺としての情報も多いことは、お耳に入れておきます。
【詐欺】注意すべきコインの特徴一覧
注意しておきたいコインの特徴についてまとめていきます。
固有名称が出ていなくとも以下のような条件に該当するコインについては、十分にご注意ください。
無名のICO案件
どこの馬の骨かわからないようなICO案件については、確かに爆発的に伸びるものもあります。
しかし、本当に上がる可能性の高いICO案件についてはSNSで楽に情報が手に入るようなものでは絶対にありません。
ということでSNSなどで簡単に入ってくるようなICO案件については、詐欺である可能性が高いと考えてください。
絶対に上がると言われるコイン
そんなものはありません。投資に絶対はないということから絶対に価値が上がるコインは存在しないのです。
つまり絶対に上がるから!と言われている段階でそれは詐欺の可能性を疑ってください。
金融庁推薦と言われるコイン
そんなものはありません。
今の所、金融庁はどちらかと言うと海外のFXや仮想通貨取引所を日本の金融庁として認可しなかったり、注意喚起情報を出すなど、仮想通貨取引が国内で過熱することを懸念している立場にあります。
ということで金融庁がコインを応援するということは、まず間違いなく無いのです。
政治家が関連すると言われるコイン
これはぶっちゃけちょっと関係あるケースもあります。
しかし多くの場合株式の新規上場やインサイダー取引でも「〇〇先生が絡んでいらっしゃる」とか何とか、いろんな話が出てきて結局その政治家は関係なかったというケースが多いので十分に注意してください。

国際ロマンス詐欺にあったらどう対処すればいい?
国際ロマンス詐欺にあった場合、気持ちを切り替えて被害金回収にむけて動かなければなりません。
被害にあったら下記の様な所に相談してみましょう。
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証拠が少なくて弁護士に依頼できない…という方でも大丈夫です。
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被害金の返済要求は民事案件です。そのため、弁護士はあなたの強い味方になってくれるでしょう。
デメリットとしては依頼の際にお金がかかることが最大です。ただし、被害金額に比べたら安い金額になるため必要経費と割り切ってしまいましょう。
さらに、被害金の回復のために1人で戦うと精神的にも辛くなってしまうため、法律に詳しい味方がいることで精神的にも安心できます。
ココがポイント
弁護士を選ぶ際は返金の可能性があるか、正直に教えてくれる+最初は無料相談がある事務所がおすすめです。

まとめ
今回は国際ロマンス詐欺の中でも新しいトレンドとして仮想通貨詐欺が出てきているという話を中心にお届けしてきました。
特に多いのは仮想通貨の新しいコインの上場に関する詐欺です。その他ビットコインの価値の上がり下がりを判定するような、バイナリーオプション的な詐欺案件が出てきているケースもあります。
どちらのパターンでも被害回復には弁護士がおすすめです。
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