
最近LINE詐欺が非常に増えてきています。当サイトにも様々なご相談をいただくようになりました。
そこでここでは、被害者をひとりでも減らす助けになるように、LINE詐欺でよくあるものをピックアップしてご紹介していきます。
あわせて詐欺にあった時の対処法についても解説していくので、参考にされてください。
ポイント
ちなみにここ数年の動きを見ていると、特に被害が急増しているのは海外の人物が行うタイプの詐欺です。
そもそも海外勢はLINEを使いません。にも関わらずLINEを使って接触してくる外国人には十分に注意する必要があります。
それでは詳細をチェックしていきましょう。

詐欺師が逃げる前に弁護士に相談することで、相手を特定し返金請求ができるかもしれません!
適当に弁護士を選べばいいわけではなく、必要に応じて詐欺解決や国際ロマンス詐欺に強い弁護士の先生を選ぶことが重要になります。
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LINE詐欺の事例集
では、LINE詐欺の事例を紹介します。
事例1:ある日LINEが乗っ取られ…
普通に使っていたLINEがある日乗っ取られてしまった事例です。
LINEが乗っ取られたあともLINE自体は通常通り使えていたため、乗っ取られた人は乗っ取られたことにしばらく気づかなかったのです。
注意ポイント
しかし、ある日、見覚えのないトーク履歴に気づきました。
そこには友達に対してマネーカードを送るように要求していたり、不自然なリンクを送っていたというものが残されていました。
そのトーク履歴を見て初めて、乗っ取られていることに気づいたのです。
友人との連絡自体もLINEでしか取り合っていなかったので、LINEで友人に対して申し開きしても信じてもらえず、作り直してしまうと連絡が取れなくなってしまうというジレンマに襲われてしまいました。
結局、LINEのパスワードを変更したのですが、IDが漏れていたためか、頻繁にフィッシングサイトや詐欺まがいの勧誘が行われるようになってしまいました。
事例2:知人からマネーカードを送るよう言われ…
よく話していた友人から突然、「金欠なので支援してほしい」と連絡がきました。
仲の良い友達なので、5000円送金したのですが、その後もお金の無心が止まらず不自然に感じていました。
その友達と普通の話をしようとしても、お金の要求ばかりで不自然に思っていたのですが、結局そのLINEの相手が友人本人ではないと気づいたのは、お金を送ってしまった後になってしまいました。
送ってしまったお金は返って来ることはありませんでした。
事例3:お小遣いサイトで見た広告経由で…
お小遣いサイトで広告を見るとお金をもらえるというものがありますが、それ目当てで広告をよく見ていました。
そのひとつに「1日10分で10万円稼げる」というものがあり、「詳しい話はLINEでする」という内容だったのでLINEを友だち追加しました。
するとそのLINEの中で投資を勧められ、ツールを利用すればほおっておくだけで良いという内容でした。
しかしそのツール代は10万円もするもので、さらに投資資金として50万円以上必要だということを伝えられました。
結局、投資資金を入れたのですが、ツールを利用しても資金が減るばかりで結局儲けることはできませんでした。

事例4:悪意のある買取サービスに騙され…
「買取サービス」というものをLINEを経由して募集していたのを見つけ、条件の良い買取条件だったため利用しました。
最初は買取価格はすぐに振り込まれたので安心していました。
その後も商品を購入してもらうことができたのですが、商品を直送するように言われ、商品代も報酬も合わせて月末に払うと言われました。
最初の取引のときにしっかり買取してもらえたので信用して商品を直送しましたが、その後は商品代も報酬も振り込まれることはありませんでした。
商品かお金を返還するように伝えましたが結局なにも返ってきませんでした。
詐欺にあってしまった場合の対処法4選
詐欺にあってしまった場合にはどんな対処をすればいいのか、対処法4選をご紹介します。
LINEのパスワードを変更する
LINEを乗っ取られてしまった場合はLINEのパスワードを変更してセキュリティを高めるのが一番です。
特に同じパスワードを使いまわしている場合は、他のサイトも同じように乗っ取られてしまう可能性もあります。
同じパスワードを使っている場合は全て違うパスワードに変えた方がいいでしょう。
警察に相談する
LINEの乗っ取りで詐欺被害に合ってしまった場合には、警察に相談するのもひとつの手です。
警察への相談に費用はかからないので、被害者側としても気軽に相談できる相手です。
しかし、詐欺は立件が難しくほとんどの場合個人では証拠をきちんと集めきれません。
そのため1人で相談に行ったとしても、相手にされない可能性も充分に考えられます。
調査会社に相談する
弁護士に依頼を断られた場合は、ネット詐欺調査に強い調査会社に依頼をするのが最善策の一つです。
詐欺調査に強い業者に依頼することにより、IPアドレスから契約者を割り出し、詐欺師の痕跡を見つける事ができるかもしれません。
ポイント
調査会社からもらった調査物を弁護士に提出する事により依頼をうけてくれ早期解決に繋がる可能性があります。
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弁護士に相談する
ポイント
実は、弁護士というのはLINE詐欺において一番ベストな相談先です。
弁護士に相談すれば、警察への被害申告も一緒にしてくれるので警察も信頼性が高まり、操作に踏み込んでくれる可能性があります。
また、警察では返金の対応はしてくれませんが、弁護士は詐欺師への返金対応までしてくれます。
詐欺被害にあった人が一番求めるところは返金のはずです。弁護士に依頼して、返金対応までしっかりしてもらいましょう。
今後詐欺に遭わないための対処法
今後詐欺に遭わないための対処法を解説します。

定期的にパスワードを変更する
今後、LINEで詐欺被害にあわないようにするためには、定期的にパスワードを変更することが重要です。
定期的にパスワードを変更しておくことで、もしパスワードが漏洩してしまった場合でも被害を最小限に抑えることができます。
長期間同じパスワードを使っていたり、使いまわしているのはとても危険なことですので、パスワードを変える周期を決めておき、定期的に変更するようにしましょう。
スマホ自体にパスワードをかける
LINEだけでなく、スマホ自体にもパスワードをかける対策も有効です。
スマホのロックを含めて二重ロックしておけば乗っ取りの被害を防ぎやすいものです。
スマホを落として拾われたり、盗まれたりした場合でもロックをかけておけば中身を見ることが出来ないので乗っ取りをされにくいのです。
他のデバイスでのログインを許可しない
他のデバイスでのログインを許可しないということは、自分のスマホ以外でのログインを禁止するというものです。
注意ポイント
LINEの乗っ取りというのはもちろん、自分が使っているデバイス以外のデバイスを使用して行われます。
他のデバイスからのログインを許可しなければ、自身のスマホ以外でログインされないため、乗っ取りリスクを減らすことができます。
他のデバイスでログインしたい場合には、必要時にその都度許可するようにするといいでしょう。
他の人が操作できる場所にスマホを置かない
他の人が操作できる場所にスマホを置いておかないという対策もあります。
他の人が簡単に操作できてしまう場所にスマホを放置しておくと、LINE以外でも情報漏洩が起こったりして危険な可能性があります。
スマホには重要な情報がたくさん入っています。いつ何時どんなことが起こるかは予測できないので、基本的にスマホから目を離さないようにすることが大切です。
まとめ
このようにLINE詐欺には様々な事例があり、被害にあった時には弁護士へ相談したり警察へ通報するなど様々な自衛策を取っていく必要があります。
まずはLINEのパスワードを変更して「相手からどのような詐欺にかけられたかのスクショ」など証拠保全を行ってから、適切な所へ相談するようにしましょう。
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